おはようございますこんにちは。
シアターホリックの松島です。
先週は第24回本公演「孤独、あるいは…」松山公演にご来場くださいまして本当にありがとうございました。
当日は松山市内で5つほどの公演が重なっておりまして、
また、台風直撃という悪天候のなか…
我々の作品を選んで、なおかつ足を運んでくださったというのは
返す返すもありがたいわけでありまして
感謝感激雨あられなのでございます。
楽しんでいただけたでしょうか。
当日は、本当にたくさんの反応をいただきました。
会場を去る時にお声がけくださる方が多く
直接ご意見を伺うことができました。
みなさんそれぞれの視点でご覧くださったようで
それぞれが違うポイントについて多様な感想を話してくださったのが印象的でした。
嬉しいですね。
お客様とつながってる気持ちになれました。
今回の作品は、現代にマルキ・ド・サドを再現させるのがテーマの1つです。
歴史的にマルキ・ド・サドを見た場合
「そんなことにはなんねえよ!」と現代人の私たちはツッコミを入れたくなりますが
1つ1つ階段を登っていけば、もしかしたらぼくたちもマルキ・ド・サドになってしまうかもしれない。
「そんなことにはなんねえよ!」
心の中でそんなツッコミを入れてもらえたら
そしてどこかしら「もしかしたら…」と薄ら寒い恐怖を感じてもらえてたら嬉しいですね。
いや、ただただ笑ってもらえるだけでもいいんですけどね。
そして松山公演を終えて
しばらくお仕事の都合もあり、
現在劇団はオフ状態になっております。
僕はといえば
今は別件で出張に出ておりまして
今日はお仕事お昼からなので、ビジネスホテルでゴロゴロとしております。
すっかり本番の熱狂が冷めて、作品を振り返る時間ができました。
言うなれば、本番で必死になってかき回された思考の断片が
だんだんとコップの底にでも沈殿していくような感じでしょうか
ブラッシュアップできるポイントが見えてきたような気持ちになってます。
あの貴重で贅沢な時間を共有した松山公演の作品に手を入れて変えてしまうのは
なんだか抵抗がなくもないのです。
でも、良くなるのがわかってるのにやらないのは不健全だし
何より、このブラッシュアップは松山公演あってこそなのですから
それは、言うなればお客さんも製作者としてこの作品に関わってくださったということなんで
そう考えると、皆さんのご意見を作品に反映したいという気持ちが強くなり
もうここは、ズバッと、手を入れるところには手を入れようと決意したわけでありました。
松山公演から進化した「孤独、あるいは…」
今後の動向にご期待くださいませ。
とか大風呂敷を広げながら、お客さんから見ると大した違いじゃないかもしれませんけどね。
でも、この後高知、熊本、名古屋とこの作品をやっていくわけですから、それぞれのお客さんとこの作品でつながって
どんどん成長したいわけですよ。
なんで、ぜひぜひご注目いただきたい
これを読んでいる皆さんにも、劇場へ足を運んでいただき、この作品に関わってぼくの共犯者になっていただけたらと、心から思うのでありました。
高知公演は11月の平日です。
県内外からのお越しを心よりお待ちしております。
それでは劇場でお会いしましょう!
松島寛和
高知公演
2017年
11月21日(火)[1回目]19時開演
11月22日(水) [2回目]18時30分開演
11月27日(月) [3回目]18時30分開演★
11月28日(火) [4回目]18時30分開演
詳しくは https://theaterholic.com/yokoku
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