シアターホリック第十回公演 []

あらすじ
修行を終え絵描きとして独り立ちした平吉は、五年ぶりに住み慣れた長屋へと帰ってきた。長屋は昔と何一つ変わっていなかったが、唯一変わっていたのは、顔なじみの少女さくらが十八歳で年頃になっていたことだ。
連日絵の制作に励む平吉は、出入りしている画廊の娘オキヨに一目惚れし、念願叶って結婚する。しかし幸せな新婚生活も長くは続かず、オキヨは病に倒れてしまう。平吉は必死にオキヨの看病を続けるが、回復の兆しが見えず、平吉は途方に暮れる。

そんな中、平吉は自分の目がさくらに釘付けになっていることに気付く。さくらをこれまで子ども扱いしてきた平吉は、自分の心の動きに戸惑いを隠せない。そして平吉の心を後押しするかのように、オキヨは療養のため、実家へ連れ帰られてしまう。

知的で物静かなオキヨと、活発で屈託のないさくら。二人の間で揺れ動く男の姿を真っ直ぐに捕らえた、シアホリ流不実のラブストーリー。

原作・脚本・演出 松島寛和

出演 小松春香 武田三
   松島寛和

ご好評いただきながら
公演は終了しました!
たくさんのご来場
ありがとうございました!

 

 

トップページへ戻る